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中論・5-7頌 物質そのものと判断

第七頌 物質そのものと判断

西嶋先生の訳
したがって存在するものでもなければ、存在しないものでもなく、特徴そのものでもなければ、特徴の内容でも絶対にない。

空間や空間に準ずるさまざまの物質は、五種類の物質であり、それらは個々に独立したものでもある。




中論を勉強しています
したがってこの世の事物は存在しないとか存在するとかと不毛の議論をしているし、この世の事物は外見ではないとか本質でもないなどと不毛の議論をしている。

この世の中に存在する様々な物質は、地水火風空の五種類の物質として我々の身近にあり、それらは全て個々に独立したものでもある。

坐禅をしました
この世の中の事物に対して頭で考えることによって、存在するものでもなければ存在しないものでもないとか、特徴そのものでもなければ、特徴の内容でも絶対にないなどと不毛の議論を続けている。つまりこの世の中には物質的な存在があり、その物質的存在を言葉を使って「存在するものとか存在しないものとか」と呼んだり、そして「外見ではないとか本質でもないとか」と呼んだりする。

空間と空間を満たしている様々な物質は、地水火風空の我々にはなじみの深い物質であり、それらの物質はおたがいに何の干渉も受けずに独立した存在である。

※五大=あらゆる世界を構成している五つの要素のこと。
    地=個体
    水=液体
    火=燃焼
    風=気体  
    空=空間

※事物は考える働きによって無数の捉え方がある(例えば大きい小さい・美味いまずい・うるさいとか・いい香りとか)、しかし事物は考える働きによって見た目が変わることもないし本質が変化することもない。事物は事物として何にも影響を受けることなく何にも依存することのない全て個々に独立したものでもある。



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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
ご訪問ありがとうございます。
妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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