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中論・5-3頌 特徴そのものの動きと現実の世界

第三頌 特徴そのものの動きと現実の世界

西嶋先生の訳
何らかの特徴そのものの動きは、何らの特徴も持っていないものの中にはないし、何らかの特徴の中にもない。

(何らかの特徴そのものの動きは)同じ特徴を持っているものと、同じ特徴を持っていないものとが一つに重なった(現実の)事物以外の場所には、絶対に現われて来ない。




中論を勉強しています
外見的な特徴そのものの動きは、外見的な特徴がなければわからないし、外見的な特徴の中に新たな特徴が生まれる事はない。

外見的な特徴そのものの動きは、外見と本質が一体となっている現実の世界のみ現われ、架空の世界には絶対に現われて来ない。

坐禅をしました
何らかの特徴そのものの動きは、外見的にわかるものでなければ具体的に見えてこないのでわからない、そして外見的な特徴の中から新たな特徴が生まれてくることは決してない。目の前の事実が事実そのものであり、その事実の後ろに新たな事実が隠されているという事は絶対に存在しない。

何らかの特徴そのものの動きは、瞬間瞬間目の前にある具体的な事実である。同じ特徴を持っているもの(外見的な特徴)と、同じ特徴を持っていないもの(頭で考える本質)とが一つに重なった現実の世界では我々は認識できる。しかし頭で考える架空の世界では何らかの特徴そのものの動きは絶対に現われて来ない。

※この世の中の外見的な現象・特徴を素直に受け取ることが、我々の外界世界に対する正しい対処の仕方であろう。
※何らかの特徴そのもの=具体的な事物=いわゆる物
※何らの特徴も持っていないもの=頭で考えだした内容

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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
ご訪問ありがとうございます。
妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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