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中論・3-7頌 現実世界の実在

第七頌 現実世界の実在

西嶋先生の訳
見られたものと見る働きとが一つに重なった現実などというものは、あり得ないという考え方から抜け出した時に、理解その他のもの(すなわち理解、感受、行い、現実)という四種類のものが実在する。

この世の中の一切の現象その他が全て実在しないとするならば、一体何が将来といえども存在すると云えるであろう。




中論を勉強しています
見られたものと見る働きとが一つに重なった現実といわれているものは、この世の中にはないんだと言う主張をするけれども、この様な主張から抜け出したならば、理解、感受、行い、現実という四種類のものがこの世の中に実在するということが明確にわかるようになる。

もしもこの世の全ての事物が実在しないとするならば、一体いくら時が過ぎたら何が存在すると云うのであろう。

坐禅をしました
見られるものがあり、見る働きと言う意思の動きがあってこそ見るという現実が成立する訳であるが、人によってはそのような現実はないと主張する人もいる。しかしそのような否定的な考え方から抜け出して現実を素直に見るならば、見ようとする気持ちと・見ようとするものと・見ようとする働きと・見ようとするそのものと云う四種類のものがこの世の中に実在するということが明確にわかるようになる。

もしもこの世の中に存在する一切の事物は全て存在しないと主張するならば、一体何が存在すると云うのであろう。



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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
ご訪問ありがとうございます。
妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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