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中論・11-8頌 人生の終末と現実の世界

第八頌 人生の終末と現実の世界

西嶋先生の訳
人生の終末が気付かれていない以前においては、われわれの日常生活の中に純粋なものが見当たらない。

しかしこの世の中のすべての事物は、人生の終末が気付かれていない以前においても、実際に存在している。




中論を勉強しています
われわれは人生の終末に気が付くまでは、自分自身の日常生活の中に純粋な自分自身が見当たらない。

この世の中には様々の事物が存在しているが、たとえ様々な事物が存在したとしても我々は終末以前において気が付くことがない。

坐禅をしました
われわれは人生には終末があるのだという事に気付くまでは、移り行くわれわれの日常生活において人生の終末があるという事に気付くことがない。

この世の中には様々の事物が存在している、しかし我々が終末以前にその事に気付こうと気付くまいとこの世の中には様々な事物が存在している。



※我々の日常生活において特別の瞬間というものが存在する訳ではない。もしも存在するとするならばそれは頭で考えた想念であり錯覚である。我々の日常生活は現在の瞬間において極めて当たり前の状態が只々次々と移り変わるだけの事である。

※この世の中は様々の事物が確かに存在するが、たとえ存在するとしても実在する事はない。

※原因結果の法則は確かに存在するが、原因結果と言うものが具体的に実在する訳ではない。そして宿命というものもは決して存在する事はない。

※この世の中の全ての事物は我々の始期や終期に関係なく確かに存在する。



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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
ご訪問ありがとうございます。
妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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