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中論・11-5頌 誕生

第五頌 誕生

西嶋先生の訳
誕生は老化や死滅に依って同じように拘束されている訳ではない。

死にたいという希望と生まれつつあるという状態とは、恐らく両方とも合理的なものではないであろう。




中論を勉強しています
老化や死滅の存在はまさに誕生があるからである、そして誕生は老化や死滅と一緒になって拘束されている訳ではない。

死ぬという状態があり生まれるという状態があるが、この両方の状態は「これだ!」と結論の出ないそして理由付けがはっきりしないものであろう。

坐禅をしました
老化や死滅の発生はまさに誕生があるから発生するのであるが、誕生は老化や死滅が発生するから発生する訳ではない。

死にゆく事、生まれいずる事このどちらもが現実の状態であり、そのどちらもが決して理論的に説明できないであろう。



※誕生も老化も死滅は因果関係がある様に思えるが、現状は瞬間瞬間の状態が次々と移り変わっているのが現実である。

※我々を縛り付ける手綱について:
牛を例にとってみると、牛は鼻に鼻輪を付けられ手綱によって引っ張り回される状態であるが、牛にとって牛自身の生活があるのだから手綱で引っ張り回されても決して不自由に思う必要はない。同じように我々も牛が引っ張り回されるように様々にやらなければならない事が沢山あります。我々はそれを一所懸命にやっているけれど、その一所懸命が我々の人生なのだから我々を縛り付ける手綱のようなものを我々の人生にとって邪魔だと思う必要はない。



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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
ご訪問ありがとうございます。
妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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