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中論・10-6頌 炎と燃焼

第六頌 炎と燃焼

西嶋先生の訳
しかしまた別の状況として、炎が燃焼と切り離されている場合には、燃焼も完全な状態から離れている。

女性名詞である燃焼(indha:男女中。)が男性名詞である炎(agni:男。)を自分の中に取り込むことも出来るし、男性名詞である炎が女性名詞である燃焼を自分の中に取り込むこともあり得る。




中論を勉強しています
しかしまた別の例として、炎も燃焼も立ち上がっていない場合、炎と燃焼とが一体となって燃えている状態ではない。

燃焼は炎と一体となることは出来るし、炎も燃焼と一体となって現実の火となる。

坐禅をしました
しかしまた別の例として、まだ火が起きてなく正にこれから点火をして燃焼が始まる場合、炎がまだ立ち上がっていないので火が起きたとは言えない。もしもこの様な場合には次の事が言える。

《サンスクリット語においては名詞が男性・女性・中性という三つの性別を持っている。燃焼(ndha)は女性名詞、そして炎(agni)は男性名詞である。》
燃焼は炎と一つになって灯火になり、、炎も同じように燃焼と一つになって灯火になる。燃焼も炎も同じ灯火の裏表であり本来は一つのものとして存在している。



※本来は一つのものである灯火も感覚的に捉えたり頭で考えた捉えたりすると本来の灯火というものが捉えにくくなる。

※我々が住む現実の世界は唯物論的な理解の仕方と観念論的な理解の仕方が重なった所に存在している。



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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
ご訪問ありがとうございます。
妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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