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中論・9-6頌 感受作用と瞬前

第六頌 感受作用と瞬前

西嶋先生の訳
一切のものに関連して、見ることその他のさまざまの感受作用に関連して、瞬前が認識の対象になるということは絶対にあり得ない。

見ることその他さまざまの感受作用の中においても、別のものに依り別の時点において、瞬前が先行させられているのである。




中論を勉強しています
一切のものにおいても、または視覚やその他の感受作用においても、どれもこれも何一つ瞬前が認識の対象になるということは絶対にあり得ない。

視覚その他さまざまの感受作用の中においても、感受作用以外のものの中においても、現在の瞬間ではない別の瞬間である瞬前は現在の瞬間よりも先行させられているのである。

坐禅をしました
直観や行いにおいても、または視覚などのあらゆる感覚器官の感受作用においても、どの様な状態であろうとも我々は瞬前を認識する事は絶対に出来ない。

しかし、視覚その他さまざまの感受作用をもっと推進すると、自然な成り行きとして我々は本当は実在していないはずの瞬前を近い将来の事として感じる事が出来る。



※瞬前は予感をする事は出来るが、認識することは絶対にできない。だからこの世の中には未来を予想する人はいくらでもいるが、未来を言い当てる人など誰一人としていない。




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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
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妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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