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中論・8-9頌 抽象的な世界や具体的な世界と現実の行い

第九頌 抽象的な世界や具体的な世界と現実の行い

西嶋先生の訳
抽象的な世界でもなく、具体的な世界でもなく、正に抽象的な世界と具体的な世界とが一つに重なった現実の世界である。

言葉を使って説明したりあるいは頭を使って考えたりする以前から、動作は行為として既に実行されている。




中論を勉強しています
現実の世界は抽象的な世界でもない、かと言って現実の世界は具体的な世界でもない。現実の世界は抽象的な世界と具体的な世界とが一つに重なった世界である。

動作は言葉を使って説明したりあるいは頭を使って考えたりする以前から、具体的な動作は行為としてもう既に実行されている。

坐禅をしました
この世の中は頭で考える抽象的なもので出来上がった世界ではない、かと言ってこの世の中は我々が感覚的に捉える具体的なもので出来上がった世界でもない。この世の中は抽象的な世界と具体的な世界とが一つに重なった現実の世界である。

行いを言葉を使って説明したりあるいは頭を使って考えたりする以前から、具体的な動作が行為として既に実行されている。



※具体的とは明確な実体を備えている様子を認識している事であって、決して現実そのものではない。
※動作は行いに対する具体性であり見た目(外見)である。
※行い(動作と行為)の世界は頭で考える抽象的な世界や感覚的に捉える具体的な世界の以前に別の世界として既に存在している。
※行いそのものがこの世の中であるから、その行いがこの世の中を作り出すという様な事は決してあり得ない。



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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
ご訪問ありがとうございます。
妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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