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中論・7-31頌 頭脳細胞の働きと現実の世界

第三十一頌 頭脳細胞の働きと現実の世界 

西嶋先生の訳
抽象的なものが自己管理された存在として現われて来ることは決してない。

そのような二次元的な頭脳の働きは、個々ばらばらに独立して存在する事物が、実は現実の世界そのものであることを、見抜くことができないものである。




中論を勉強しています
頭で考え出した抽象的な内容が自分を縛るものとして現われて来ることは決してない。

頭で考える働きや感受する働きでは、この世の中に存在する個々ばらばらに独立している事物が実は現実そのものであるという事に、気が付く事が出来ないようである。

坐禅をしました
頭で考え出した抽象的なものはこの世の中には存在しない。たとえその抽象的なものが自分を縛る存在として認めたとしても、現実にはその抽象的なものが存在するものとして現われる事は決してない。

頭で考える理性や感性では、この世の中に存在する全てが個々ばらばらに独立して存在するのが実は現実であるという事に気付くことができないものである。



※この世の中は頭で考えたものが現実として現われる事は決してない。逆に言うならばこの世の中の存在は全て現実である。

この世の中の存在する一切のものは個々ばらばらに独立して存在する事物であるのに、人間はついついこの世の中に存在する全てのものに対して観念的に優劣をつけたがる。しかしこの世の中は優劣という対比したもので出来上がっている訳ではない。全てのものが少しづつの違いを持って、個々ばらばらに独立した存在としてこの世の中において一つに纏まっている。



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プロフィール

悠村隆道

Author:悠村隆道
ご訪問ありがとうございます。
妻と2人暮らし。68歳。自営業。
自宅で毎日(朝・晩)坐禅をしています。
師事した愚道和夫老師より平成15年「授戒」を受け、平成20年「嗣書」を授かりました。    

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